板橋区議会から見たビットコインの今後について
区政レポート
2026.08.27
板橋区議会
テーマ:
板橋区議会から見たビットコインの今後
ビットコインは再び強気相場へ?
「8万3,000ドル」が分岐点になる理由
ビットコイン(BTC)が再び大きく動き始めています。
急反発を経て7万5,000ドル台を回復し、さらに8万ドル台へ挑戦。
市場では「今回の上昇は一時的な反発なのか?それとも新しい強気相場の始まりなのか?」が最大の焦点となっています。
私が現在、特に注目している価格は8万3,000ドル前後です。
結論から言えば、現在のビットコインは「すでに完全な強気相場に入った」と判断するにはまだ早い。
しかし、強気相場へ転換する扉のすぐ前まで来ていると考えています。
■ まず押さえたい「7万5,000ドル」と「8万3,000ドル」

今後のBTCを見るうえで、難しいテクニカル指標をいくつも覚える必要はありません。
まずは👆
7万5,000ドル
8万3,000ドル
この2つを覚えておけば、現在の相場をかなり整理して見ることができます。7万5,000ドルは、今回の反発相場を維持するための重要な防衛ライン。
一方、8万3,000ドル前後には長期移動平均線など、相場の方向性を判断するうえで重要なテクニカルポイントが集中しています。
特に注目👀しているのが365日移動平均線です。
過去のBTC市場を見ると👀
この長期線を明確に上回って推移すると強気相場へ⤴
反対に下回った状態が続けば弱気相場⤵へ移行するケースが確認されてきました。
👆したがって、単に一瞬8万3,000ドルを超えるだけでは十分ではありません。
私が確認したいのは、「週足終値で8万3,000ドル前後を突破できるか」です。
そして突破後の調整でも8万ドル前後を維持できるなら、相場の評価は大きく変わります。
■ 8万3,000ドル突破で何が変わるのか?

仮にBTCが週足ベースで8万3,000ドルを明確に突破した場合👆
7.5万ドルを防衛
↓
8万ドル回復
↓
8.3万ドル突破
↓
長期トレンド改善
↓
10万ドルが次の大きなターゲットという流れが見えてきます。
もちろん、8万3,000ドルを突破したから必ず10万ドルになるわけではありません。金融市場に「絶対」はありません。
👆重要なのは、価格そのものよりも相場の構造が変化することです。
これまで戻り売りを狙っていた投資家が「下がったところを買う」戦略へ切り替え始める。
この変化が起こると、同じ8万ドルでも市場参加者の心理は全く違ったものになります。
■ 今回の上昇で最も重要なのは「誰が買っているのか?」
今回のBTC上昇を見るうえで、価格以上に注目しているものがあります。
それが米国の現物ビットコインETFへの資金流入です。

BTC市場は長年、先物やレバレッジを使った短期資金の影響を強く受けてきました。
そのため、価格が急騰してもレバレッジが解消されれば、一気に急落することも珍しくありませんでした。ところが、現物ETFの登場によって構造が変わりつつあります。
年金、資産運用会社、ファミリーオフィスなどを含めた伝統的金融市場の資金が、ETFという使い慣れた仕組みを通じてBTCへアクセスできるようになったからです。
つまり今回のポイントは👆
「投機マネーが買っているのか」ではなく👋
「現物を保有する資金が買っているのか?」です。
現物ETFへの資金流入が継続するなら、これは中長期的にかなり重要な変化だと考えています。
■ 「現物買い」が相場を支える意味
さらに興味深いのは、現物市場とデリバティブ市場の力関係です。
従来のBTCでは、先物やオプションなどデリバティブ市場が価格形成を主導する場面が少なくありませんでした。
しかし現在は、現物市場の買いが価格を支える場面が目立っています。
👆これは非常に重要です。
レバレッジによる上昇は速い反面、崩れるのも速い。
一方、現物で購入されたBTCは、短期的な価格変動だけで簡単に売却されない可能性があります。
もし今後👆
ETF資金流入
+現物買い+長期投資家の保有という構造が定着するなら、BTC市場そのものが以前とは違った性格へ変わる可能性があります。
■ ただし、短期的には調整があって当然🔜ここで注意したいことがあります。BTCは短期間でかなり大きく上昇⤴しています。
こうした急騰の後には、利益確定売りが出るのが普通です。
したがって私は「8万3,000ドルを突破して、そのまま一直線に10万ドルへ」という展開だけを想定しているわけではありません。
むしろ、8万ドル前後で攻防
→いったん調整
→再び8万3,000ドルへ挑戦
という展開の方が、健全な上昇相場としては自然です。
相場は上がったり下がったりしながらトレンドを形成します。
重要なのは「下がったかどうか」ではなく、
「どこまで下がったか」なのです。
■ 今後考えられる3つのシナリオ
ここから私は、BTCを3つのシナリオに分けて考えています。

① 強気シナリオ
週足終値で8万3,000ドル前後を明確に突破。
さらに、その後の押し目でも8万ドル前後を維持するケースです。
この場合は強気転換の信頼性が高まり、次の心理的な大台である10万ドルが視野に入ってきます。
ここでは「戻ったから売る」相場から「下がったら買う」相場への転換がポイントになります。
② 中立シナリオ
7万5,000〜8万3,000ドル程度のレンジで推移するケースです。
私は、これは必ずしも悪い展開ではないと考えています。
急騰後に一定期間価格が横ばいになることで、短期筋の利益確定を消化し、新しい投資家が参加できます。
つまり次の上昇に向けたエネルギーを蓄える時間です。
③ 弱気シナリオ
最も警戒すべきなのが、7万5,000ドルを明確に割り込むケースです。
この場合、今回の上昇が本格的なトレンド転換ではなく、「弱気相場の中の大きな反発」だった可能性を再検討する必要があります。
その場合は7万ドル、さらにその下の価格帯まで調整する可能性も想定しておくべきでしょう。
■ BTCだけ👀見ていてはいけない👆
ここからBTCを分析するうえで非常に重要なのが「米国経済」です。
特に注目したいのが👆
9月1日の米ISM製造業景気指数。そして、9月4日の米雇用統計です。
BTCは現在、米国の金利見通しと強く結びついています。
景気指標が弱くなれば、市場ではFRBによる金融緩和期待が高まりやすくなります。
すると・・・
景気減速
→利下げ期待上昇
→米金利低下
→ドル下落
→BTCなど希少資産への資金流入
という流れが生まれる可能性があります。
逆に米国経済が予想以上に強く、金利が再び上昇するなら、BTCには逆風です。したがって、BTCのチャートだけ見て今後を予測するのは不十分です。
BTC・米金利・ドル・ETF資金フローをセットで見る。
これが現在の相場では重要です。
■ 「4年周期」は今回も通用するのか?
BTCでは昔から「4年周期」が注目されてきました。
過去の主要な弱気相場の底を見ると、一定の周期性が観測できます。
こうした周期論は非常に興味深いものです。
ただし、私はこれを投資判断の中心には置いていません。
理由は単純で、サンプル数が少ないからです。
BTCの市場規模は以前とは比較にならないほど大きくなりました。
ETFが登場し、機関投資家も参加しています。
したがって、「過去4年周期だったから、今回も同じになる」と考えるのは危険です。
周期論はあくまで補助材料。
それよりも私は👆
「価格」
「資金フロー」
「米金利」
「ドル」を重視します。
■ 長期では「ドルの価値」がBTCを動かす可能性
そして、もう一つ中長期で注目しているテーマがあります。
それが通貨価値の希薄化です。
米国では政府債務が巨大化しています。
財政赤字が続けば、政府は大量の国債を発行し続けなければなりません。
こうした環境では、「ドルを持っていれば安全」という従来の常識そのものが少しずつ問われる可能性があります。
👆そこで注目されるのが「金」「BTC」などの供給量に制約のある資産です。
これは「debasement trade(通貨価値の希薄化に備える取引)」とも呼ばれます。
私は今後のBTCを考えるうえで、このテーマは非常に重要になると見ています。
■ 10万ドルはゴールではない
もしBTCが8万3,000ドルを突破し、本格的な強気相場へ移行した場合、まず市場が意識するのは10万ドルでしょう。
しかし中長期では、さらに上を見る予測も存在します。
一部の大手金融機関や暗号資産アナリストからは、15万ドル、20万ドル、さらには長期的に30万ドル以上を想定するシナリオも提示されています。
もちろん、こうした数字をそのまま信じるべきではありません。
価格予想はあくまで予想です。
大切なのは「なぜ、その価格になると考えているのか」という背景です。
ETFを通じた機関投資家の参加、BTC供給量の制約、世界的な財政拡張、通貨価値への懸念。
これらが同時進行するなら、BTCの投資対象としての位置づけ自体が変化する可能性があります。
■ 私がいま最も注目する4つのポイント
今後数週間、私が確認したいポイントは4つです。
① 7万5,000ドルを守れるか
② 8万3,000ドル前後を週足終値で突破できるか
③ 米国現物BTC ETFへの資金流入が継続するか
④ 米国の景気指標と金利がBTCに追い風となるか
特に「8万3,000ドル突破」+「ETF資金流入継続」
が同時に確認できれば、私はBTC市場に対する評価を一段引き上げます。
【結論】
いまは「強気相場の入口」を見極める局面
現在のBTCを一言で表現するなら「強気相場の入口に立っているが、まだ扉は完全には開いていない」という状況だと考えています。
7万5,000ドルを守っている限り、上昇シナリオは生きています。
そして8万3,000ドル前後を週足で明確に突破できれば、その扉が大きく開く可能性があります。
反対に7万5,000ドルを割れば、今回の上昇をもう一度冷静に評価し直す必要があります。
つまり👆
7万5,000ドルが「防衛線」
8万3,000ドルが「強気転換の扉」
10万ドルが「次の大きな心理的節目」
今のBTC市場は、この3つの価格を意識して見ておくと非常に分かりやすいと思います。
そして私は、価格以上に「誰のお金がBTCへ入ってきているのか」を注視しています。
もしETFを経由した現物資金が継続的に流入するのであれば、今回の相場は単なる短期反発ではありません。
BTC市場が次のステージへ移行する、その転換点になる可能性があります。
※本稿は市場分析を目的としたもので、特定の金融商品・暗号資産の売買を推奨するものではありません。
暗号資産は価格変動が非常に大きいため、投資判断はご自身のリスク許容度を踏まえて行ってください。
