板橋区がやらなかったLRTと宇都宮のLRTと自転車を活用した成功事例

区政レポート

2026.08.06

板橋区議会

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板橋区がやらなかったLRTと宇都宮のLRTと自転車を活用した成功事例

板橋区長に不採用になった「板橋区LRT」

私が約5年ほどの年月をかけて宇都宮LRT以前に板橋区長及び板橋区に提案し続けてきた「LRT構想」です。

現在、大山地区の再開発が進められていますが、有名なハッピーロード商店街が都道により分断されました。

私は、ここをトランジットモールとする案を提言してきましたが、不採用。

結果、タワーマンション型の再開発となっています。

この「タワーマンション」については、今春の代表質問で指摘したように耐用年数が来たら誰が壊すのでしょうか?

災害発生時に孤立化する「タワーマンション」懸念事項がとても多いです。今後、同型の再開発を複数進める様子です。

私は「タワーマンションバブル」は終わったと考えます。

一方、宇都宮市は、着々とLRT構想を進め大成功をしています。

宇都宮市が進める「自転車通行空間の拡充・駐輪場の整備」と「LRT(ライトライン)西側延伸」の連携政策は、単なる交通網の整備にとどまらず、同市が推進するネットワーク型コンパクトシティ(NCC)構想の根幹をなす施策です。

本施策の背景、具体的な取り組みおよび期待される効果と課題について深掘りして解説します。

1.  なぜ「LRT西側延伸」と「自転車」を組み合わせるのか?

 

① ファーストマイル/ラストマイルの補完

LRTやバスなどの基幹公共交通(メインライン)を利用する際「自宅から停留場まで」や「停留場から目的地まで」のアクセス(移動の最初と最後=ファースト/ラストマイル)をスムーズに繋ぐ手段として、自転車が極めて有効であるためです。

 

② 都心部の「車依存」からの脱却とウォーカブルな街づくり

宇都宮市は歴史的に自動車依存度が高い地域です。

LRTの西側延伸に伴い、メインストリートである「大通り」などの車線再編(自動車車線の抑制)が検討されています。通過交通を迂回させつつ、自転車や歩行者が安全に移動できる「人中心(ウォーカブル)」の空間へ転換を目指しています。

 

2.  深掘りポイント:具体的な施策と整備内容

 

①   自転車通行空間(サイクルレーン)の拡充

路面表示と専用道の整備👇

路肩への青いナビライン(自転車ナビマーク)の設置や交通量の多い区間での「自転車専用通行帯(自転車道)」の確保を進めます。

歩行者と自転車の分離👇

これまで歩道を通行しがちだった自転車を車道寄りの専用

空間へ誘導し、歩行者の安全性と自転車の走行快適性を同時に確保します。

 

②   停留場周辺における「トランジットセンター(交通結節点)」の構築

スマートな駐輪環境の確保👇

LRTの停留場周辺(東武宇都宮駅付近や桜通り十文字、教育会館付近など)に駐輪場を増設・新設します。

 

マルチモビリティ連携👇

単に自転車を止めるだけでなくシェアサイクル(みやクリンク等)や電動キックボードのポート設置、バス乗り場との直結など乗り換え(トランジット)の手間を最小限に抑える整備が進められます。

 

③   西側延伸の進捗(補足)

JR宇都宮駅西口から教育会館(駒生)付近までの約5km区間について、軌道の高架化や既存インフラ(ガス・電気等)の移設協議などの準備が進められています。

 

3. 期待される波及効果

市民の健康増進とCO2削減: 自動車利用から「自転車+LRT」へのモーダルシフト(交通手段の転換)が進むことで、脱炭素社会の実現と日常的な運動機会の創出につながります。

 

回遊性の向上による経済活性化👇

駅前や大通り周辺の駐輪・走行環境が整うことで、中心市街地(商業施設、飲食店、観光スポット等)への立ち寄りが容易になり、街全体の賑わいが生まれます。

 

学生・高齢者の移動の自由👇

自家用車を運転しない世代(高校生や高齢者)にとって、自転車とLRTの組み合わせは行動範囲を大きく広げる移動手段となります。

 

4. 課題と今後の注目点

1. 大通りの道路空間(幅員)の配分👇

LRTの軌道、自動車用車線、バス停車帯、そして自転車専用通行帯・歩道を限られた道路幅の中にどのように配置・安全分離するかが最大の技術的課題です。

 

2. 違法駐輪やマナー問題への対応👇

停留場付近の駐輪場増設とあわせて、定期利用・一時利用の料金設定や、放置自転車防止に向けた運用ルールの周知が求められます。

 

3. 天候や季節への対策👇

雨天時や夏場の酷暑期においても「自転車+公共交通」を選んでもらうための工夫(屋根付き駐輪場やシェアサイクルの柔軟な利用形態など)が必要です。

 

先日、宇都宮市を訪問した際に市長さんがこう話してくれました。

「議会があれやれ!これやれ!と言うでしょ。市役所自ら稼がないと財政が持たない」とおっしゃっていました。

正に私が提唱する「使う役所から稼ぐ役所へ」と一致した考え方です。

宇都宮市の今後の発展を確信しました。

来期は、板橋区政のゲームチェンジが必要です!

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